Tuesday, July 26, 2016

ウッタナサナ 前屈

アサナの振り返りです。

前屈はウッタナサナ/Uttanasana と呼ばれています。


Steps:

◆腰幅程度に足を開いてたちます
◆息を吐いて脚付け根から折れ曲がるように背骨を地面へ向けていきます
◆頭頂を地面へ向けて額がが脛の間に来るようにします
◆降りてくる肩は耳から遠ざかるようにします
◆お腹は力まず、背中は皮膚や筋肉が背骨から左右に拡がるようにします
◆頭が気持ち悪い時はアルダウッタナサナ/Ardha Uttansana として肘を伸ばして顔を正面に向かせます


Benefits: 

●忙しくなったマインド(意識や思考)を沈めます
●太もも背面や臀部、背中の強いストレッチ効果があります
●背面を強く拡げることで腎臓の活性を促します

Contraindications:

▼腰痛の方は膝を深く曲げたり、手元にプロップス(補助器具)を置いてストレッチを弱めます





Thursday, July 7, 2016

さかなくんとアヒムサ

ヨガに取り組む人にとっての経典ヨガスートラには、心構えと取組みの段階が綴られています。


日本語訳では伊藤久子さんの訳としてインテグラルヨーガというタイトルで販売されています。

上の本は私個人のもので、購入したばかりの頃夫は「お前はどこに行ってしまうんだろう・・・」笑と心配というよりいぶかし気でした。笑宗教コーナーに分類されてしまいますが、宗教書ではありません。
スートラとは糸を意味します。数珠をつなぐ糸はやがて私たちの首元を飾ります。

いつ成立されたかも分からないヨガスートラは4章196編の詩によって古代インドを背景に私たちの生きる知恵を示しています。口頭伝承などのために、現在も解読の研究がすすめられているものです。

ヨガスートラに書かれているヨガはアシュタンガヨガとも呼ばれています。
8つの段階を説いているためです。サンスクリットでアシュは8、タンガは杖や支柱を意味します。

アシュタンガを実践することで心の歪みは知恵の光に引き出されて消えてゆくだろうとパタンジャリは言い、

アシュタンガとは
  1. Yama/ヤマ・・・・・・・・・・・・・自制すること
  2. Niyama/ニヤマ・・・・・・・・・・順守すること
  3. Asana/アサナ・・・・・・・・・・・座法(座ること、身体を鍛えることとも考えられます)
  4. Pranayama/プラナヤマ・・・・調息
  5. Pratyahara/プラチャハラ・・・制感(感覚の対象となる外部から自ら遠ざかること)
  6. Dharana/ダラナ・・・・・・・・・・凝念(集中すること、対象が1か所に向けられること)
  7. Dhyana/ディヤナ・・・・・・・・・情慮(凝念が持続して拡大していくこと)
  8. Samadhi/サマディ・・・・・・・・集中する意識が無くなった状態。向けられた対象のみが存在している。

という段階を言います。なんだか難しい。。

さらに2章の31編では


アヒムサ サティアアステヤ ブラフマチャリア アパリグラハ ヤマ
Yama consists of nonviolence, truthfulness, non-stealing continence and non-greed.


ヤマには非暴力、正直、不盗、禁欲、不貧の5つがある。

と言っています。

ガンディは非暴力と正直を後世実践し続けた人だと言われています。

あまりに難しく、これこそが「精神力」サティヤグラハ(Power of Soul)という詞でも説明されています。


アヒムサ/非暴力について

2章35編では

"In the presence of one firmly established in nonviolence, all hostilities cease"

「非暴力の精神を前にすれば、どんな敵対も止んでしまう。」

と言っています。


非暴力とはいかなる場合にもいかなる生き物に対していかなる方法でも害を与えないこととされるため、しばしば「不殺生」と訳されます。

私個人的に、産まれながらの食生活を変えることは必要を感じないし、偏れば維持できないことも知っているので、戴けるものをありがたく戴いてエネルギーに変えようと思っています。

これはまた掘り下げて知っていくことですが、身土不二という考え方に添いたいものです。

私の通ったヨガトレーニングでは習ったその日からヤマとニヤマの(ニヤマにも5項目守りたい心構えがあります。)中から一つづつ選んで実践しなさいという課題を戴きました。

私はアヒムサを選び、今も心に留めて暮らしています。

思えばNONアヒムサなことをどれだけ起こしてきたか・・・・笑

思考として頭の中でも相手へ敵意を持たないように訓練するわけです。

友人に話したら、

「無理ーーーーーーーっ。」と。

私も無理だなぁと思っていますが、

少なくとも敵意を持ってしまったら、何かを小さくでも改めたり考えたりするきっかけだと思っています。

人を羨ましく思う心は自分を高めるきっかけでもあるけど、心を大きく揺れ動かします。

これもアヒムサの障害になるけれど、ただ辛抱するより自分の行動を変えることで対象はそこへは向かなくなる。

そのほうが自分がハッピーを感じられると思います。

誰かしら何かしらへの嫌悪感は、少し辛抱強さを育てれば自分を見直す素晴らしいきっかけ!

ふとしたことで、Youtube上でさかなくんに釣られてしまいました笑


私、この方はアヒムサが強力に備わっている方なんじゃないかと思います。

没頭力ということでも素晴らしいヨガの状態。

一度お逢いしたいなぁ。

追記:同じようなことを新しく得たものを重ねてヨガスートラなどを理解していこうと思います。

Tuesday, July 5, 2016

アサナの練習 パルシュワコナサナ

今週はこれを練習します。

Parsvakonasana/パルシュワコナーサナ

*Tadasanaで立ち、両足を120cmほど左右に大きく開き足裏は互いに平行に地面に置きます。
*両膝は引き上げられ、両太ももは後ろへ押されます。
*胴体と胸は高く引き上げられます。
*両腕を肩の高さでまっすぐに伸ばします。両肩は下ろして肩甲骨を内側へ入れます。
*両肘を真っすぐに、両手の平も真っすぐに下を向かせて指を伸ばします。
*首・頭も真っすぐに前を見ます。


ここまでの過程で大の字で立つUtthita Hasta Padasana ウッティタハスタパダサナが出来上がります。

ここから

*息を吐きながら右脚を90度に曲げます。
*上から見て足首、膝、脚が同じ直線に入るようにします。
*右太ももは床と平行。
*右腕に添って頭を右に向けます・

ここでVirabhadrasana2/ヴィラバドラサナ2 が出来上がっています。





*左脚で床を踏みなおして、息を吐きながら右腕を右脚横の床に付けます。
*左手は腰に置き腹部や胸部が正面を向くように回転させます。
*左腕を天井に向かって伸ばしで頭を回転させて親指の向こうを見ます。
*最後、左体側が脚から手まで同じ直線上にあるよう意識して耳の向こうへ腕を伸ばします。
*深く均等な長さで呼吸をして30-60秒ポーズを保ちます。


ポーズから出る時は、手足で床を押して息を吸って起き上がり、ウッティタハスタパダサナに戻ります。足を平行にしたらタダサナへ。

このポーズは特にふくらはぎと太ももを整え、腰回りの脂肪をつきにくくし、腸の蠕動運動や排出を促します。

壁を頼りにすると安定しながら気持ちよく伸びていきます♪

アサナの練習 パルシュワコナサナ

今週はこれを練習します。

Parsvakonasana/パルシュワコナーサナ

*Tadasanaで立ち、両足を120cmほど左右に大きく開き足裏は互いに平行に地面に置きます。
*両膝は引き上げられ、両太ももは後ろへ押されます。
*胴体と胸は高く引き上げられます。
*両腕を肩の高さでまっすぐに伸ばします。両肩は下ろして肩甲骨を内側へ入れます。
*両肘を真っすぐに、両手の平も真っすぐに下を向かせて指を伸ばします。
*首・頭も真っすぐに前を見ます。


ここまでの過程で大の字で立つUtthita Hasta Padasana ウッティタハスタパダサナが出来上がります。

ここから

*息を吐きながら右脚を90度に曲げます。
*上から見て足首、膝、脚が同じ直線に入るようにします。
*右太ももは床と平行。
*右腕に添って頭を右に向けます・

ここでVirabhadrasana2/ヴィラバドラサナ2 が出来上がっています。





*左脚で床を踏みなおして、息を吐きながら右腕を右脚横の床に付けます。
*左手は腰に置き腹部や胸部が正面を向くように回転させます。
*左腕を天井に向かって伸ばしで頭を回転させて親指の向こうを見ます。
*最後、左体側が脚から手まで同じ直線上にあるよう意識して耳の向こうへ腕を伸ばします。
*深く均等な長さで呼吸をして30-60秒ポーズを保ちます。


ポーズから出る時は、手足で床を押して息を吸って起き上がり、ウッティタハスタパダサナに戻ります。足を平行にしたらタダサナへ。

このポーズは特にふくらはぎと太ももを整え、腰回りの脂肪をつきにくくし、腸の蠕動運動や排出を促します。

壁を頼りにすると安定しながら気持ちよく伸びていきます♪