Tuesday, June 28, 2016

安定性と美しさについて

アイアンガーヨガを長く勉強している先生とたまにやり取りさせてもらっています。

彼女と、

とにかく明るい安村さんの身体はヨガ的に、

特にアイアンガーヨガ的には美しい身体ではないか

という話になってお互いに

「そうなんですよ!!!実は思っていました!!!」

と盛り上がりました。


タダアサナ/Tadasana

タダとはサンスクリットで山。山のポーズ。
どっしりと真っすぐに山のように立つ様子を示しています。

◆真っすぐに立ちます
◆つま先、足首、踵をつけて、両足を揃えます。
◆全体重が均等に両足に載っていることを感じます。
◆両膝こぞうを引締め、膝を引き上げます。
◆大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)を同一線上にします。
◆両太ももを後ろへ押します。
◆背骨を真っすぐ上に伸ばし、胸を引き上げます。
◆腕を身体の両側に。お尻の横で真っすぐ下へ伸ばします。
◆両肩の骨を後ろへ回し、肩甲骨を中へ入れるようにします。
◆頭を真っすぐに、前を見ます。


基本のインストラクションです。他にも注意を向けるところは限りなくあります。

これが全てのアサナの基本の形になるのですが、
このタダアサナを細かく指導出来るのはアイアンガーヨガの先生だけではないかなと思います。

教本のアドバイスには

「からだ全体の存在と、それぞれのつながりを感じるために、身体全体をよく観察します。
両足の裏と踵に体重が均等に乗るようにします。」

「簡単だからといって、このアサナを軽く見ないように。
練習すればするほど、自分の姿勢に欠けているところに気づき始めます。」

一つのアサナに取り組みながら、瞑想の状態に至ることが
出来るのがこのスタイルの素晴らしいところです。

私も実践しますが、癖は簡単には治らないことにも気づき
小さな改善がみられることが喜びに変わったりします。

2本脚で立って生きる私たちはこの姿勢は簡単なはずなんだけど、簡単ではないんですよー。

そして


HEY!



とにかく明るい安村さん。

中心線から均等に身体を保っていて、足裏まで真っすぐに足が地についているんですよ。

この安定性と美しさもヒットされた要素なんじゃないか笑って話していました。

でも、どうやら不倫報道もあったりで、「マインドは浮ついていますね」笑

と考察させていただきました!

ありがとうございます。

Wednesday, June 22, 2016

瞑想について





瞑想/Meditation

ヨガでは心の集中の先にある至福の状態を言ったり、
またその状態へ至るための練習とも言います。


普段私たちの心は目で見るもの、耳で聞くもの、鼻で匂うもの、肌で触れるもの、舌で味わうものによって思考が生み出されて、その思考が心の動きを作り出していく。
心の動きを止めてひとところに留めようとするのがヨガの練習。
(習練とか修養というと堅苦しいので練習がいいかな。)

では動きを止めて何も感じなくするのが幸せなのかっていうと、そうではなくて、
心はもともと澄み渡って穏やかなものだというのが始まりです。


ダライ・ラマ14世のご本では

瞑想-心の本質を観察する方法

とあります。(ダライ・ラマ14世著 「思いやること」)

「日々心の本質を確認し、そこに意識を向けるのは、とても有益なことです。
しかし、心は散漫な思考の下に隠れているので、しっかりととらえるのは難しいのです。
では、心の基本的な性質を確認する手法をお伝えしましょう。」

それは

①過去に起こったことを思い出すことをやめる。
②将来起こるかもしれないことを考えることをやめる。
③心を思考で覆うことなく自由に漂わせましょう。自然な心の状態をしばらく観察しましょう。

ということでした。

今この一瞬に起こる心の動き、心が動く瞬間に何が起こったのか。
猛烈な速さでまるで同時に起こっているように感じられる動きは一つ一つ違っています。
動きをととらえるために集中します。
昨日出逢ったあの人のこと思った途端、同時に肌は外からの空気で寒いと感じたり、
台所から流れるスープの香をかいで嬉しくなったり、
あの人のことを思ったらまた別のことが浮かんだり。

動きが捉えられたら、「気付く」に変わって、
この頃ではマインドフルネスMindfulnessと呼ばれています。


気づきを得るためのこの瞑想は、別の本(チャディー・メン・タン Search Inside Yourself )では
心のエクササイズだとも言われています。
筋肉を強く鍛えるには、ダンベルなどの負荷が必要で、
心の動きを捉えて澄んだ心の状態に戻すことも、
動きたがる心を元の位置に戻すこと自体が負荷だから
実は筋肉を鍛えることに似ている。

現代の私たちは筋肉も鍛えなければ基本的な生活が出来なくなるほど弱くなることもあります。
心は情報やもろもろのスピード化で弱くなるというよりは、
ストレスを感じながら心が動きまくっていることに気が付かない
麻痺に近い状態もあるんじゃないかと思ったりもします。

ダライ・ラマ14世は机上の理想論を話しているのではなく実在現存されて
国と人の痛みを現実としてお話し出来る方だから、私たちは心に留めておくことが出来ます。


私たちの生きる目的は、温かい心を育むこと。
とも仰っています。


私自身どんな瞑想をされますか、と聴かれることもあります。
私は自分の心の動きに気づき、その穏やかな場所に戻っていけるように瞑想をします。
そして、その心が穏やかで温かく誰かに開いて渡せるようなイメージを持ちます。

お尻を心地よく安定して座らせて、吐く息を意識して長く。
目を閉じて温かく澄んだ水が沸き上がってくるイメージを持ってその姿勢を保ちます。
沸き上がったものがゆっくり全身を流れていく。

上の写真は昨年秋に訪れた山梨県忍野村忍野八海のある場所。
富士山のふもとの空気と水の澄んだ、私の大好きな親戚の住む場所です。


Tuesday, June 21, 2016

がっかりしない

ヨガは自分を好きになるためにもやってるなぁと思いました。

月曜日はじっくり自分の練習にあてて、動画を撮ったり写真を撮ったりして

自分の癖を発見します。

意識の向け方、力のつり合いなどチェックして研究。



練習が足りていないようです笑

それでもがっかりせずに自分と向き合えるところによろこびを♥

自分を好きになりたいのだ。

Thursday, June 16, 2016

がんばろー

自宅の空き部屋で定期的にヨガクラスを開くことになりました。

ヨガしたい!という奥さまは沢山いらっしゃるようです。

そして、これまで参加してくださった方からはご経験あるなしに関わらず

ポジティブな感想を戴いていて本当に嬉しい!

専用の予約フォームも作っており、そこで告知や管理をすることになっていますが、

自宅で自分で皆さんと調整してクラスを開いていくことはなんだか責任も感じます。

でも実は何より楽しい!!ハートに血液がどんどん流れていく様子が分かります!

今は出来ていないけれど外部にも習いに出向いて

知識実践とまた勉強しながら重ねて豊かなヨガ空間になるようにやっていきたいと思います。


シンギングボウルを置いているのはチアパス州に伝わる刺繍の敷物です♪

はーーーー、がんばろーーーー!

Tuesday, June 14, 2016

お気に入りの

ひとつめは

アグアミエル デ マゲイ。

ジューサーを買ってもらったので、スムージーなどを作れるようになりました♪

ケールの葉と牛乳とオレンジジュースとマゲイのシロップで。

飲みかけであまりきれいじゃないから色を変えて小さくしています。

マゲイの実はテキーラへ、葉っぱなどの繊維は繊維工芸品へ、

甘い樹液は凝縮されてシロップへ。

このシロップはすぐ水に溶けて、そして香りのくせもなくて

あまーい。

これは完全にメキシカンなお土産になるなぁ♥

マゲイはアガベのことでもあって、

日本でもアガベシロップとして売っていますがお高いです。

そして、これは古代から薬として使われているほど身体に効くそうです。

どうやら、グルコース血値は低いけれどフルクトース値が断然高く、

血糖値の急激な上昇には影響ないけれど、肝臓への負担が大きくなるのだとか。



マゲイです。


メキシコやアメリカ南部の激烈に乾いた土地で自然にはぐくまれたものです。

ふさわしい力を持っているんでしょうね♪

お気に入りふたつめはタヒン。

スペイン語ではアルファベットのJは喉を震わすような音に代わって

タジンではなく、タヒンと言います。

ちなみにジャパンはJAPONと書かれてハポンです。

あまり辛くない唐辛子の粉にレモンの酸味が合わさっています。

地元ではこれを野菜スティックにかけて食べたりしていますよ。

私は唐揚げにかけるのが大好き。

これもいつかのお土産に♥



Friday, June 10, 2016

私のスペイン語力

学生時代の教科書はこんなにあるけど、まだほったらかされている様子です。

大学の時の第二外国語として習っていたもので、これまでのメキシコ暮らしと

照らし合わせると、スペイン語に馴染むのはまぁまぁ遅くないかなぁと思っているのです


が、

左下の
Origen de Producto : E.U.A 




U.A.Eアラブ首長国連邦

へー、そんな遠くから来ているんだー。。。

と信じてしまった始末。

E.U.A

Estados Unidos de America 

でアメリカ合衆国なのでした。

メキシコで日本的な食材を買う時はアメリカからの輸入品となるんです。

Monday, June 6, 2016

メキシコ料理

メキシコ料理のファミレス El Porton に2度行きました。

雰囲気などなど和食さとに似ている感じです。

最近お付き合いしている方々はほぼ皆さん小さいお子さんが居て、

Kids用の遊び場があるところでお話をすることが多いです。

下手前の料理は豚ロースかたまりをpipian というかぼちゃの種のソースで和えたもの。

他はお馴染み豆煮込みのfurijoles(フリホーレス)と蒸し野菜。

デキャンタに浸してあるジュースはレモネードにミントと苺を加えたものです。

こちらでは日本で言うライムのことをレモンと言ってだいたい1kg100円強で、

私も手作りでlimonada (レモネード)を作るようになりました。

酸っぱい、辛い、果物の甘いの味がはっきりと分かる食卓。



下のお皿はアラチェラのグリルとアボカドのサラダにサボテンの酢漬けそしてフリホーレスにチーズ。

アラチェラは牛の横隔膜で、メキシコではこのアラチェラを味付けして焼いて食べるのが定番の焼肉スタイルのようです。とても柔らかいハラミ。





下のものは
アシエンダ デ トーレス というレストランのデサジュノメニュー。

この国ではbreakfast をdesayunoデサジュノと呼んでいます。

豚あばら肉をとろとろに煮込んでモレというソースに和えています。

ここでもフリホーレスとチーズ。

そして左に見えますのはトルティージャ。

タコスの皮です。

タコスと注文しなくても、スープにパンがついてくるようにこの国ではトルティージャがついてきます。

その前にパンも出てきますよ。


さてさてこの下は豚肉屋さんのグリル。

秘伝の味付けで銅鍋で炒められた豚肉をトルティージャと付け合わせのワカモレ(アボカドソース)、サルサソース、ハラペーニョのピクルスをお好みで合わせて戴きます。



こんな様子がメキシコの定番料理なのかな♪


Saturday, June 4, 2016

料理のコツもコツコツと

「あのお店美味しいらしいよ」

「新しいお店がオープンしたらしいよ」

って人が集うよりも、

誰かの作ったご飯を食べさせてもらうことが多くなりました。


パステルアステカ という名前のメキシコ風ラザニア。

トウモロコシのトルティージャ(タコスを包む皮)と具材とチーズと生クリームを3層にして軽く焼きます。教えてくれたメキシコ人の友人が学生時代に大好きだったメニューだそう♪

グリーンのソースはチレソース。こちらでは沢山の種類の唐辛子があります。唐辛子を総称してチレと呼んでいて、食べ方もいろいろ。

パステルアステカの中にも焼いたチレが入っていますよ。




チレポブラノという万願寺唐辛子が大きくなったようなもの。直火で炙って、その後でポリ袋へ入れて布巾を被せて軽く蒸します。



袋から出したら種と焦げた皮を洗い流します。焦げの風味と辛みはそのままで、肉厚。
日本人的に鰹節と醤油をかけたり、塩とごま油をかけて食べると日本の食卓の味!
この1週間ハマって続けてます。


右の白いのはCrema 、生クリーム。日本のものと比べると酸味があって固めでサワークリームと呼

んだほうが良さそう。お値段も安い。私はヨーグルトみたいに果物にかけて食べたりしています。

緑と真ん中のベージュ色は、フリホーレスという豆料理。これは私の旦那さんが大好きなものなので、ぜひマスターしたいもの。塩と油だけで美味しく炊けるんですよ。金時豆の炊いたのに似ています。

Wednesday, June 1, 2016

風でポキっとね

家の前の街頭の傘が外れていました。

夕方の突風で外れてしまったのかな。

ゆうべ寝室から隣の家が燃えているのかと思うくらいの

オレンジ色が私たちの窓をそめていて、何事だと思ってたんですよ。

そして誰かのいたずらかしらって話してた。



いたずら・・・ピンポンダッシュのようなもので、

電気のブレーカーが外にあるためにたまに子供が遊んでパチっと落としてしまうことがある。

同じく庭先のゴミ箱は朝起きると5軒先まで移動してることもある。

そのゴミ箱にはわんちゃんのウンチが入っていることもある。


プチワイルドが楽しめるメキシコ生活。

日本人の奥さんたちと約束をしていると、

「ごめんなさい、ゆうべサソリが出てちょっと大変で、遅れます!」とか。

会えば「今日は10匹おったわ」とか。

10匹というのはサソリではなく、ゴキブリのことです。

注:朝いちばんで庭先で見たと

寝室から毎日起きて台所へ移る時、そして各電気をつける時、

やつは居ないかという身体全体の緊張はまだほどけません。

朝いちばんで玄関を開ける時にもご用心。

けっこうな確率でお姿拝見。

お友だちがゴキブリのことをゴロウと言ってたのを聴いて以来、

不思議と嫌悪感は薄れていっておりますが。

我が家ではダンゴムシ、ハサミムシ、テントウムシが多いかな。

乾いて家の中にいつの間にか転がってる。