Sunday, June 29, 2014

ヨガと食べ物、玄米の話

 土曜日はクラスが終わって帰宅が7時を回るので休日で家に居る夫が晩御飯を用意してくれることが多い我が家。台所に苦なく入ってくれるので本当に助かります。ありがとう。ちょうどニンニクを沢山戴いたので、家に在る野菜をオイルで煮てもらって、お塩バジルと一緒に戴きました。鶏の胸肉も少し入れています。オイルも戴きもののグレープシードオイルですが、香りも味もまとわりつく感じが無くて、身体にすっと馴染むのが良いです。夫のリクエストでバゲットをつけて食べましたがご飯でも食べられますね。

間引いたバジルを添えています
先日はお世話になっている村山順子さんのご紹介で(株)玄米酵素の方から玄米と健康食のお話を伺いました。我が家は今年に入ってからずっと玄米。3割だけぬかを削って白米と同じように炊いて食べています。なんで玄米かって、それは栄養が多いから♪それだけです。

三ぶづきの玄米のおべんとう
ヨギとしてはインド古代の統合医学アーユルベーダを紹介するのがそれらしいことなのでしょうけれど、私はアーユルベーダに感激した経験がなくて、それよりも身近な普通の食事から健やかさを感じるほうがしっくりくるところで。あとはただの怠惰で、ははは。そのうちインドで体験してきます。

おべんとうには揚げ物が多い・・・
          

玄米酵素の方々が大切にされているという食の三原則。

1.適応食(それぞれの動物が食べるべきものとは)
2.身土不二(旬のもの、地のもの、先祖が食べていたもの)
3一物全体食(まるごと食べましょう)

をいただきましょう。
これをかなえるのが玄米なんですって。マクロビオティックの考え方にも近いかもしれませんが、もっとシンプルなお話でした。

「その土地にあるものを出来るだけ皮ごとまるごといただきましょう」ということです。
玄米は水につければ芽が出る命あるもの・・というお話もちょっとロマンすら感じたり。

適応食について・・・

成人には20本の臼歯、8本の門歯、4本の犬歯があるのでその歯の比率を役割に合わせて食べるのが良いと。臼歯は穀類をすりつぶす。門歯は野菜を切り刻む歯。犬歯は肉を食いちぎる歯。その役割があるから自然にそれに合わせて食べ物を選んだら良いと。私はすごく自然で分かりやすいなぁと感じました。細かいルールは要りません。

玄米はGABA(ガンマアミノ酪酸)を含み、ある実験ではヨガを実践すると体内のGABAが増えるということが示されたそうです。GABAはもともと身体の中にあるもので、イライラによる興奮や血圧上昇を抑え、腎臓肝臓の機能を向上させるなどの働きがあるそうです。あとから聞いて納得。なんでヨガも玄米も好きで続けられるかって、身体が素直に喜んでいたということなのだなと思います。

情報や思い込みからではなくて、純粋に身体や心が喜ぶ瞬間を見つけていくことも私の大切なミッションかなと最近思います♪


Monday, June 16, 2014

Anahata #1

今年はバジルと青紫蘇を種から植えて育てています。
数年前にも同じようなことをしていたけれど、アブラムシのが苗全体にとりついて「おえっ」と気持ちが萎えてしまってそれからの再挑戦です。野口のタネさんから健康なタネを買って、今のところすくすくと元気です。その日々日々変わっていく緑を見ながら、今月と来月は"Anahata"をテーマにして練習していこうと決めました。

"Anahata"それは身体の背骨にそって7か所に位置する人のエネルギーの出入り口でたまり場と言われるチャクラの4番目。"Unconditional Love"(見返りの無い普遍的な愛)を象徴しているそうで、肉体的な力そして思考的な力を調整してくれる場所だとも言われています。両胸の真ん中そして背骨と胸骨の間にあると言われていて、その場所に渦巻くエネルギーは緑色。陽の光に向かってぐんぐん伸びていく緑たちのように、胸を開いて心をのびやかにしていくAsana(ポーズ)を取り上げていきます。

Ustrasana(ウストゥラサナ、ラクダのポーズ)

両手はまず腰に。
足は腰幅に開いて脛と足の甲を地面に吸いつけるようにべったりと安定させて立ちます。
息を吸ってお腹からのびやかに、そして肋骨を縦横に広げていきます。
息を吐いて胸骨(胸の間にまっすぐに伸びる骨)を天井へ向けるようにして身体上部の
前面を反らしていきます。
首回りや背面の筋肉が慣れていないと辛いかったり、痛みにつながることがあるので少しづつ♪

ぐっとそらした後は正座をして太ももの上に身体を寝かせて両腕を頭の向こうに伸ばして脱力してお休みします。

ラクダっていつもいつも太陽に顔を向けているんですって。
          
EkaPadaRajakapotasana (エカパダラジャカポタサナ、王者の鳩のポーズ)

もっか毎晩お風呂上りに練習中です。
より多くの関節が伸ばされ、刺激的なポーズです。
こちらについてはまたのちほどで。

お風呂上りに壁を使って練習することが多いです。
まずはUstrasanaを90秒間普段の呼吸より少し丁寧で長い呼吸を続けると、その普段の呼吸が深く長く変わっていきます。

少しづつ、深く長く変わっていくことを楽しみに。

Shanti shanti shanti

Tuesday, June 10, 2014

きまりごと#1

いつの頃からかヨガ行者は朝はレモン水、特にぬるま湯にレモンを絞ったものを飲んでいるそう。私もいつからか目覚めの一杯はレモン水。


お茶やフルーツ野菜ジュースなど味や栄養の高いものを口にする前に、飲む。生水や白湯でも良いけれどレモンの香りにも目覚めさせられるし腎臓への働きに効果が高く解毒作用そして利尿作用を促してくれるそう。先日出逢ったインドネシアの方は生レモンの味が苦手だそうですが、身体には良いことを実感していて長いこと続けているそうです。彼女はヨギ(ヨガを練習する人)ではありませんが♪

口の中はさっぱりとして、適度な食欲に導いてくれる気がします。今朝はこれだけの量をいただいたら満足だ♪と、食べ過ぎ(朝から食べすぎる人は居ないか)ることもありません。水(白湯)+レモンで口の中の唾液の量も増えて事実上健康的なんですよ。唾液の量が増えることは口臭の予防や消化促進につながるのですって。

見た目にもレモン色が透明の水の中で泳いでいるのは清々しいものです♪

Sunday, June 8, 2014

禅寺にて

先月の話になりますが、
京都は妙心寺さんで相澤三千代先生と柳生直子先生主催のアイアンガーヨガ合宿、そして建仁寺両足院さんでの関西最大のヨガイベントヨガスマイルに参加しました。

短い時間でヨガにかかわる人たちと触れ合うことが出来ることはそれだけでもリフレッシュできるものなのですが、それが禅寺となれば気分は格別なものでした。ヨガスマイルでは副住職の伊藤東凌さんのお話を聞く機会もいただき、「座禅中は実は身体は揺らいでいるんですよ」ということを知りました。一同「えっっ!」とキョトンとしていましたね。身体も心も一点に集中すること・・・・と、それが出来なければ警策(お坊様が肩をパチンと叩く木の棒です)で「喝!!」と思っていましたから。

身体を動かさないように、呼吸を例えば腹でするのだとそこに意識を持たせすぎると内側への意識が足りなくなる。呼吸に合わせて揺らぐくらいので良いのだと。ヨガで言えばそれぞれの流派で呼吸法が教えられます。なにせ日常の呼吸はとても浅く、呼吸法を正しく身につけるには必要な筋肉をきたえなければいけません。慣れないころは呼吸するために呼吸するということになっちゃうので、そうではなくてその先にある目指すものを大事にしましょう、という住職のお話はどこかほっとするものでした。

妙心寺さんの座禅会場。
この板の間は築400年。


ほんとうに美味しかったです、贅沢な精進料理。これはお昼ご飯だったかな。

私はこの手前のあかいの間で桐島ノエルさんのクンダリーニヨガを体験。すがすがしい朝8時!

こちらの本堂は国宝で飲み物持ち込み一切禁止。
大勢の参加者とぶつかってどこか傷をつけないようにも注意をはらわないといけません。
自分たちより建物優先で。


ヨガスマイルでは2日間、ボランティアとして参加しました。毎朝会場内の床の間や手すりなどを水拭きすることから始まりました。子供のころは教室の床拭きだって、家の床拭きだって好きでやったことなかったのに、今じゃぁ気持ちの良いことだって楽しんでしまってます。