Thursday, December 4, 2014

記憶のマジックです

今の立場になってみて、どれだけの人が「私身体が固いんです」と言ってこられることかそしてその固さは本人が思っているだけのことなんだと気が付いてきました。


そして、ヨガの話題書で参考図書に挙げられていた本を図書館で借りてみたのです。

そうか・・・・。

「柔軟性の程度を定義するものはない!」そうです。西洋世界で筋肉とは何か、筋肉トレーニングとは何かという研究は盛んにされて蓄積もされているけれど、どうやら柔軟性に関する研究や理論って比べれば未発達らしいのです。


でもなんで、「私固い」って言っちゃうのか・・・って。

画像お借りしています
これを学校の体力測定でやっちゃうものだから、これの程度だけで柔軟性を図っていて「自分の柔軟性」と括ってしまってることが多いように思えてきました。

身体にある複数の関節や筋肉のどれをとって「柔軟性」を判断するのかその総合的なものは不明だそうです。立位体前屈が出来なくても、股関節を外側に広くに回転させることが出来る人もいますし、部位部位で差があるのが事実です。

先日、「永年前屈が出来なくて」という50代の女性がいらっしゃいました。
まんべんなく身体を動かして様子をみているとダンスのご経験もあるということで、とってもしなやかに動けるのですよね。でも何故か「前屈が出来ない」。

少し時間をかけて、無理のないようにお身体に触りながら、進めて行ったところ、ある瞬間「ふわっ」と降りていったんですよね、上半身が。お互いに思わず拍手でした♪

前屈出来ないから何か生活に支障があるわけではないけれど、「前屈したい」という目的が達成されたことは嬉しいものです♪

その時私が感じたものは制限していたものは「同じ動きしかしていないための思い込み」でした。

前屈が深まることで筋肉やその他組織がしなやかに動いて、気持ちよく感じるし、「出来た♪」という喜びは身体と心に溢れて元気に変わります♪

面白いなーとつくづく思います。

話は逸れますが、



3日前の朝、起きてダイニングに行くとテーブルにこんなメモが置いてあり、「ぷっ」と笑ってしまいました。夫が前日の晩に書き置いたものです。私に買ってきてくれと頼んだものです。「芯の強い子」って・・・、そしてそのやたら丁寧な文字に、微笑んだのです(笑)

それなのに・・・・メモを持ち歩いていたのに、自分の大事な記憶に埋もれて実際に買ったのは3日後の今日でした・・・。すみません。芯の強い子用意いたしましたので、ご安心ください。