Sunday, July 5, 2015

Memory fades, something remains

久しぶりに、Julie and Juliaという映画を観ました。メリルストリープとエイミーアダムスのW主演、2009年の作品です。実在の2人の物語が時空を超えながら、ひとつに編みこまれています。その監督脚本がノーラエフロンという女性。下の2冊はそのノーラエフロンのエッセイで、左の黄色い"I Feel Bad About My Neck (首のたるみが気になるの※阿川佐和子さん訳)"はいつぞやの私の課題図書でした。右"I Remember Nothing (さっぱり想いだせない)"のはその続きで買ったけど、まだ読めてない・・・。ユーガットメール"You've Got Mail"やめぐり逢えたら"When Harry Met Sally"のテンポはそのまま文章に刻まれて、飾らない女性の暮らし方、そしてその赤裸々な本音があらわれていて面白いのです。少なくとも私には。Julie and Julia は"Chick Flick"(女性向けの映画という意味のスラング)にあたるのも分かります。Julie とJulia のご主人が、実際もそうだとしても、聞き役の達人でたまの喧嘩も結局彼女たちのレールに乗っかってあげている、都合の良い男性"像"として書かれてるんですよね。憧れますよ、この方たちの夫婦の姿!



私は個人的に"Charming "ということばが好きなんですが、ノーラエフロンの映画や本はそういう"Charming "が溢れてる。

下のカッツデリカテッセンはアメリカに居る時のもの。映画めぐり逢えたらの撮影場所で、もともとパストラミサンドで有名なお店でした。当時も観光客の行列ができていました。食券制だし、メニューは限られているから、なんだか日本のかつ丼屋さんなどに似ている印象でした。


もりもりのパストラミとチーズと大きなピクスルで満腹満足!


天井に「めぐり逢えたら、、、サリーが食べたものを、さぁどうぞ♪」って書いてある。


2009年ごろから英語に触れ直し始めていて、この映画のセリフを一部練習していました。何年経っても、口は動くもので繰り返したことは案外身体に染みついているものだなぁと発見しました。